後にパシフィック・スポーツウェア社となる「タナカ・スポーツウェア・ショップ」が戦後に手掛けた一枚。 同社は 1934年にドレスメーカーとしてスタート。 すぐにメンズのシャツの生産も始め、アロハシャツの発展を支えた。 1940年代後半に発表されたこの作品は、アメリカ本土からの観光客に非常に人気で、文字の書体が変更された柄や、さらにデザインに手を加えた柄も当時撮影された写真などで確認されている。 観光用のパンプレットにも似たイメージを持つこのデザインは、スーベニア・アイテムとしてのアロハシャツの原点ともいえる。